形状 天然のヤマブシタケは、直径5〜10cmの球形で、長さ1〜5cmのハリを子実体 (キノコの実の部分) 全体
から垂らします。色合いは、白色から始まり、次第に淡黄色となり、やがて茶色がかってきます。
|
 |
ヤマブシタケは、その形状が、山伏が着る鈴懸衣(すずかけごろも)の
結袈裟(ゆいげさ)についている丸い飾りに似ていることから、日本では
ヤマブシタケと呼ばれています。
この呼び方は、大正時代に薬草の大家、白井光太郎氏が名付けました。
※山伏とは、山にこもって仏教の修行をする修験者のことです。
彼らは、人並み以上の能力を身につけ、人々の求めに応じ、病気の
治療や雨乞いなどを行っていました。
また、今でいうツアーコンダクターのような仕事を受けることもあった
ようです。
|
 |
|
味 ヤマブシタケは、食物繊維が豊富な上、ビタミンやアミノ酸、ミネラルなどを多量に
含んでいます。
中国では、猴頭茹(ホウトウクウ)と呼ばれ、熊の手、ナマコ、フカヒレとともに四大山海珍味
に数えられ、宮廷料理として用いられてきました。
非常に優れた成分を持つヤマブシタケは、健康食材として昔から珍重されています。 |

ヤマブシタケのヘルシー料理 |
|

ヤマブシタケが注目される理由
平成3年(1991年)、ヤマブシタケから新たな成分が発見され、注目を集めました。
子実体から発見された“ヘリセノン”、菌糸体から発見された“エリナシン”の二つの成分です。
この成分が天然素材の中から発見されたのは初めてのことで、もちろん他のキノコにも含まれておりません。
ヘリセノンは、人間の脳や記憶との関連で注目されており、アルツハイマーなど痴呆症の抑制や記憶能力増強が期待
されている成分です。実際に中国ではヤマブシタケのドリンクを、「頭が良くなる」として、受験生に飲ませているようです。
また、ヤマブシタケは、ハナビラタケ同様に多量のβ-Dグルカンを含んでおり、その含有量はアガリクスの約3倍です。
更に、通常のキノコには、1〜2種類の活性多糖しか含まれていないのに対し、ヤマブシタケには5種類もの多糖類が
含まれています。
|