植物の種類が豊富
日本の23倍もの国土には、起源植物の代表格【ユーカリ】が約600種も自生
プロポリスは、ミツバチの棲息地域の植物生態系に、大きな影響を受けます。
その結果、産地によって、プロポリスの含有成分も違ってきます。
プロポリスとは、ミツバチが天然の樹液や花粉などと、自ら分泌する脂肪や
有機酸などの成分とを混ぜ合わせて作り出した樹脂状の物質ということは前述
しましたが、その対象となる植物のことを『起源植物』と呼びます。
プロポリスの起源植物には、ユーカリ・ポプラ・マツ・ブナ・トチノキ・ヤナギなどが
ありますが、どれも強力な殺菌作用のある樹皮で知られています。
気候の変化に富むブラジルは、植物相も極めて豊富で、薬草が約3,300種、
起源植物の代表格とされるユーカリだけでも、約600種が自生しています。
日本の23倍の広大な国土を持つブラジルは、まさに起源植物の宝庫です。 |
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蜜蜂の種類が違う
【少年野球】と【メジャーリーグ】のようなミツバチの潜在能力の違い |

セイヨウ蜜蜂 |
現在、世界中の養蜂業で、最も使用されているミツバチ。この『セイヨウ蜜蜂』には、
24種の亜種がおり、中でもクロバチ(ヨーロッパ北部原産)・イタリアン種(イタリア原産)・
カーニオラン種(オーストラリアアルプス南部原産)・コーカシアン種(中央コーカサス地方
原産)の4種が大きく貢献しています。セイヨウ蜜蜂は、全般的に毒性を持つものの、
性格が温順で攻撃性も弱く扱いやすいため、世界各国に導入されていますが、蜜の集め
方はあまり良くありません。飛行距離も短く、半径1キロ程度が行動範囲となります。 |

ニホン蜜蜂 |
日本には、東南アジアを中心に分布するトウヨウ蜜蜂の亜種『ニホン蜜蜂』がいます。
このミツバチは、地味な配色が特徴で、蜂蜜は集めますが、プロポリスを全く集めません。
巣箱の出入り口は、プロポリスの代わりに蜜ロウでコーティングします。ニホン蜜蜂が
プロポリスを集めないのは、プロポリスの持つ強力な殺菌力を必要としないためと考え
られています。日本のように気候が穏やかな地域では、病原菌から巣を守る必要がない
ということです。 |
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アフリカ蜜蜂 |
ブラジルの養蜂に使用されているミツバチは、ブラジルの在来種と
アフリカ蜜蜂の交配種『アフリカナイズド・ビー』です。
もともとブラジルに棲息していた、毒性を持たないメリポニーナ種は、養蜂に
不向きなミツバチでした。そこで、セイヨウ蜜蜂が持ち込まれたのですが、
成果が今ひとつ。そして、1956年に気性が激しく敏捷な、アフリカ蜜蜂が輸入
されたのです。 |
このアフリカ蜜蜂との交配により誕生したアフリカナイズド・ビーは、なんと在来種の2倍の速さで飛ぶことができ、行動範囲は
セイヨウ蜜蜂の3倍(飛行距離が半径3キロ)。獰猛で知られるアフリカナイズド・ビーは、ハリウッド映画『キラー・ビー』のモデル
にもなっています。この優れた潜在能力の違いが、世界一と評価されるブラジル産プロポリスの生産に繋がっています。 |